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肉と添加物は想像以上に恐ろしかった
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「自然栽培ひとすじに」 著者 木村 秋則 おすすめ本の紹介
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2008年6月 1位

自然栽培とは農薬と化学肥料のみならず堆肥まで使わない農法だという。
そんな栽培法があるなんて今まで私は知らず堆肥まで使わないなんてあり得ない!と、どうやって作物を育てるのか検討も付かない感じだったが、豆を畑に植えることで豆と共存する根粒菌とやらが土で働いてくれて土に窒素分を補ってくれるというやり方がひとつにあるという。
そして、この著者は9年をかけリンゴの自然栽培を成功させた。改めて考えてみても本当に良くやったな~と、すごいの一言です。
この本では、そのリンゴの自然栽培にかけた人生が書かれてあり、実際にリンゴを自然栽培で育てる方法と、米と野菜の自然栽培の方法も紹介している。作物を作っている人には何かしら参考になるものがあると思う。

この本を読み私が感じたことは、自然栽培などという良い行いにあまりにも国などが冷たいということ。
この著者は食酢を病害虫防除のために散布しているが食酢は改正農薬取締法で特定農薬に指定され厳密には無農薬とは言えないそうだ。
この法律は非常におかし過ぎですね。農薬を使わない良いことをしているのにあまりにも締め出すような感じがしてなりません。
食酢が農薬?じゃあ、加工品に使う際も添加物にするべきだ!「エキス」などというものを添加物に入れずに食品にしてて、食酢を農薬にするなんて頭が悪いんじゃないですか?こんなおかしなことをしていたらそのうち全国民から嫌われますよ!!と言いたい!!
そして、青森県ではりんご病害虫に関する条例を定めた。黒星病や、斑点落葉病、腐らん病などの病害虫に対して肥料・農薬そのほか同等の効果のある資材で徹底した管理を行い防除を行えというもの。病害が認められ防除通告がなされたのに無視すると強制伐採に加え30万以内の罰金が決められている。これは主に放置園に適用されるそうでこの著者は免れたようですが、こんな条例はこれから先自然栽培を積極的にしようというやる気を伏せさせるというか、やる気を起こさせないように決められたような気がしてなりません・・・


農薬や化学肥料を使用した作物に虫が付きやすいというのは、どうやら本当のことのようで、その際、虫が人間に悪い過剰な窒素分や農薬を食べてくれているのではないかという説を今までにも聞いたことがあるが、
私は、それは、あまりにも人間の都合の良い考えではないかという気がしている。人と虫の世界はまた別であるし、人間のために虫が存在しているとも考えにくい。農薬や化学肥料がまかれた植物は元気に育つことができず、ひ弱なため「病気にやられやすい=虫にやられやすい」という単純なことなのかもしれないと考えている。

最後に感動する著者の生い立ちを少し紹介。
りんごの無農薬栽培を成功させようと奮闘し6年目、金もなくなり借金生活に切羽詰まった著者は、もう自殺しか道はないと追い込まれ山中に入っていったそうです。
そしたら、手付かずの山中で立派に育っているリンゴの木(翌日ドングリの木だったことが判明)に偶然出会え道が開かれたそうです。
そして、著書でこう言っています「結局、私は死に損ねたのです。これほど追い詰められなければ答えが見えないとは、なんと自然は残酷だろう、と当時は感じました。しかし、今ではそこまでジタバタ頑張ったご褒美に、自然が少しだけ答えを見せてくれたのかなとも思っています」と。

どん底までやった人間にはご褒美が待っている。そこまでしないと道は開かれない。
人生は、残酷であるが、この法則を知っていればあなたもきっとどん底まで頑張れる。
この本は、そのようなことも教えてくれます。(2007年1月20日 発行)

あおe_02

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