私は「食卓のお肉ができるまで」というサイトで動物性たんぱく質(牛乳にも含まれる成分)を摂れば摂るほど、カルシウムが排出されるという情報を得た。それだけでは確実に信じることはできずに日は過ぎた。 そのあと読んだ本の中で牛乳の意外な事実について書かれていてほぼ確信できた。それからさらに牛乳メインの本を2冊読んだ。 ある程度牛乳が悪いと分かれば飲まなければ良い話なので牛乳だけで1冊も書かれた本を読むのは正直面倒にも感じた。でも、その最後の本にはこんなすごい情報も載っていた。
「牛乳には危険がいっぱい?」 著者 フランク・オスキー 訳 弓場 隆 (2003年4月24日 発行)より 引用↓ 「イギリスの医学誌「ランセット」に非加熱の牛乳をチンパンジーの赤ん坊に飲ませたところ、 6頭のうち2頭が白血病におかされ死んだという実験結果が書かれていた。 それまでチンパンジーには白血病は観察されたことはない。チンパンジーに与えられた牛乳はウイルスにおかされた牛の乳だったのです。 その牛は牛型白血病ウイルスとよばれ、牛に自然感染し牛型白血病を引き起こしたと考えられている。 この種の牛型白血病は20世紀初頭のヨーロッパで最初に見つかっている。 その後、すぐに世界中で観察され、あらゆる種類の牛がおかされている可能性があることが判明。 この病気は牛の間で伝染し、遺伝因子があると思われる牛が雌雄に関係なくもっともおかされやすいことが知られている。 ウイルスは羊にも感染するが、チンパンジーという人にたいへん近い種に伝染したことはこれまで一度も確認されていない。 チンパンジーの実験では6頭に、この病気におかされている牛の乳を出生時から与え、別の6頭にはこの病気におかされていない牛の乳を与えた。病気の牛の乳を飲んだチンパンジーのうち2頭は病気におかされた末、それぞれ生後34週目と35週目で死んだ。 2頭は牛型白血病におかされていただけでなくチンパンジーにはあまりみられない伝染性肺炎にもおかされていたことがわかった。 現時点では、牛型白血病ウイルスが人間に感染したという証拠はないが、 チンパンジーにもうつる可能性のある伝染病のほとんどは人間にもうつる恐れがある。 牛乳を加熱処理してあればこの感染力のあるウイルスは破壊されると考えられている。」
白血病。この病気が牛乳を飲むことで起こっているのかもしれないと思うと、感染した人があまりにも可愛そうだ。本当にこれが人間へ移り白血病を起こしているなら、即座に牛乳はこの世から消えてもおかしくないですよね?そこまでして牛乳を飲みたい人などいないはずです。 「牛の母乳は血液でもある」・・・ああ、気持ち悪い・・・給食は義務ではないので私なら絶対給食なんか食べさせませんね。まあ、加熱処理してあればウイルスは破壊されるみたいなことが書かれているので、高温殺菌された牛乳ならこの問題は防げるかもしれませんが。 企業発展、経済発展にしか目のない国に生きている限り、無関心ではいずれ犠牲者になってしまう。 政府は人殺しに近い組織であることを肝に銘じたいと思う。
「牛乳は本来子牛に与える母乳である」確かにそうだ。 「人の母乳が素晴らしいからといって牛と人のものでは成分が違う」確かにそうだ。 たとえ同じであったとしても乳離れした人間が母乳を飲むのは異常な行為ともとれなくもない。 乳業メーカーは、牛乳を飲ませようと怒り狂ったかのように広める活動をしている。 そらそうか、このウソがまかり通れば、金持ちになれるのは目の前に見えているのだから。 他人の命の重さなど、知ったこっちゃないという感じなのでしょうね。 自分の提供してる製品で知ったこっちゃないなんて許されることではないんですけどね・・ ましてや国絡みのウソ。ありえない。最低過ぎて苦笑してしまう。 牛乳は赤ちゃんにも、成長期にも、妊娠前、妊娠中、授乳期間などどの期間にも摂らない方が良い! 牛乳からカルシウムを摂ろうなど忘れた方が良い! 赤ちゃんは牛乳を分解できず過剰になってしまう。結果アレルギーの元になってしまう。 日本人の大半はカルシウム不足を気にして牛乳を飲んできたと思う。それでも、まだ不足とされている。 そのことに、なんだかおかしな話だと一瞬頭をよぎった人もいたのではないだろうか。 「世界でもっとも牛乳を飲むノルウェー人の骨折率は日本人の5倍である。」と「「早く肉をやめないか? 狂牛病と台所革命」 著者 船瀬 俊介には書いてあります。 そして、こうも書いています。 「人間の体はたんぱく質を摂れば摂るほどカルシウムを体外に追い出す。これを、ミルク・パラドックスと呼ぶ。そして、動物性たんぱく質を増やした場合、この影響が大きい。」 そう考えると、人間は肉食ではなく草食動物のように作られた生き物なのかもしれませんね。
日本人の多くは乳糖を分解できない(そのまま排出される) 牛乳にも含まれるリンや脂肪酸はカルシウムの吸収を阻害するなど今までのカルシウムの吸収が良いと言われた牛乳のイメージとはえらい違いだ。 カルシウムは、乾物や海藻、野菜や果物などバランスの良い食事から摂れるもので十分。 バランスの良い食事ができないからカルシウムだけでも補っておこうと牛乳の手軽さに人は惹かれるのだが カルシウム不足は、おおげさに気にしないで良いかもしれない。 世界保健機関(WHO)の食品農業部門が推奨している1日のカルシウム所有量は400~500mgです。 カルシウム補給には牛乳(100mg)の22倍の煮干しと7倍の昆布でダシをとった味噌汁が一番だと 「牛乳神話 完全崩壊」 著者 外山 利通に書いてあります。 そして、この本からぜひとも読んでもらいたいところを簡潔に紹介します↓
「戦後の日本は貧しく今にも飢餓で死にそうな食料不足でした。そこに、アメリカのマッカーサーは学校給食を始め、日本人にパンや牛乳に慣れ親しんでもらい、日本がパンや牛乳、肉を摂取するようになれば国内にあまっている穀類の良い輸出先になると企んだ。 占領下が終わり米軍が撤退しても厚生省は日本の食文化に戻さなかった。 動物性食品がいかに経済的利潤をもたらすかを知り日本人には合わない食料政策を推し進めていく。これに、反対した職員は退職させられた。 58年から国家絡みの牛乳神話を国民に洗脳していった。 保健所や病院で乳業から派遣された専従の栄養士らの栄養講座が開かれる。 大手乳業は新聞に広告を載せ、でたらめな学者の研究データーも発表。そして、米は太るなどとも広める。 そうして欧米食文化に切り替えさせていった。そして、アメリカから穀物などの輸入が増えていった。 乳業は街の産科病医院にも出向き医者に粉ミルクを売る営業をして回った。(贈答も当たり前) 母乳哺育を訴える医者は圧力をかけられ、解雇処分としたり押さえ込んだ。 厚生省は50年以上もこの事実を隠し国民の健康よりも経済的利益を優先。」
国を挙げて経済発展のため動物性食品を推進していったにもかかわらず現在、自給率が下がった理由を洋食を好むようになった国民のせいみたいにされているが自分らがその方向に持っていったんじゃないのか???本当に最低ですね、日本の政府って。 さらに日本政府がどこの国よりも国民のことが思えない組織なのかが、わかる部分を紹介したい。 「WHOの基準では粉ミルクが「母乳に近づいた」など母乳より良い印象を与える広告を禁止しているが、 日本政府は乳業の発展を妨げるとし破棄。」・・・まあ、日本はどんな場合でも「企業発展」「利益優先」だということです。人間がそう簡単に変われないようにこれからも同じ姿勢で進んでいくのだろう・・ ・ そして、牛乳は鉄欠乏症(今の若者に非常に多い)、アレルギー、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、早期リューマチ性関節炎も関係があるようです。 アメリカではすでに牛乳を止めようと「マスコミ」がとりあげている。 これだけの力で広められた牛乳です。どうか牛乳にはお気をつけ下さい。
それから、牛乳に関してもうひと話題。 2008年2月22日放送の「ポチたま」では、高齢の猫が牛乳を飲んでいるシーンが流れていた。 それを見た私は、牛乳を飲んでいるから長生きなのか?とある程度牛乳が悪いと知ったにもかかわらずそのように感じてしまった。後日、私はこの牛乳を飲むシーンはTV局が仕掛けたのではないかと疑った。それは、こういうものだ。 TV局「この猫ちゃんの高齢の秘訣はなんですか?」 飼い主「さあ~分かりません。」 TV局「この猫ちゃんは牛乳を飲んでいるのですか?」 飼い主「ええ、飲んでいます。」(日本の猫は高齢に関係なくほとんど飲んでいるはず) TV局「じゃあ、その場面を撮影させてもらってもいいですか?」 飼い主「ええ、いいですよ。」 まあ、こんな感じに簡単に誘導できる。 その猫ちゃんは、確かに長生きだったが、もう目はほとんど見えてないらしい。 関係あるかは分からないが牛乳が目の水晶体にたまると白内障のようになるとも書かれていたし、 牛乳が高齢の秘訣なら牛乳を飲んでる猫のほとんどが高齢であるはずだ。 この高齢猫が牛乳を飲んでいるところを流せば自然と視聴者は牛乳に良い好感を持つ。 そこを狙い撮影し、乳牛メーカーから謝礼をもらう。そんな流れがTV局にはあるように思う。
そして人は「牛乳が悪い!」みたいな本があってもまず普通の人は手に取らないと思います。 「あ~またしょうもない本あるわ。きっと、牛乳の脂肪がコレステロールの元とか、適当なこと書いて儲けようとしてるんやわ」と 本嫌いなのではなく、しょうもない情報も沢山溢れているから人は素通りするのだと思います。 まず、テレビを疑ってください。 日本は鎖国時代か北朝鮮のよう。テレビで国民を洗脳、コントロールしている。海外の新しい情報(企業の損になるような情報)は入ってこない。 テレビ番組は巨大な食品メーカーなどが金を出しスポンサーとなって製作されている。CMには製作した企業の商品が流れるが、テレビ番組の内容もスポンサーなのだから操ることができるということ。 テレビ番組自体も商品の宣伝のために製作しているようなものだということを知れば、その先の人生は良い方向へ向かうような気がします。
最後に一言。 好きでもない牛乳をカルシウム補給のために飲むのだけは実にアホらしい。
スポンサーサイト
テーマ:離乳食・幼児食メニュー - ジャンル:育児
|